成功法則の原理原則|偉人に学ぶ普遍的な「続ける習慣」の力

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「成功法則」について知りたいと考えている方なら、

「頑張っているのに、なぜか成果が出ない…」

「特別な才能がない自分でも、本当に成功できるのだろうか?」

「何から手をつければいいのか、もう分からない…」

このような焦りや不安を抱えているかもしれませんね。

結論から言うと、「成功法則」の本質は驚くほどシンプルで、特別な才能は一切不要です。

それは、誰にでもできる「日々の良い習慣」を淡々と積み重ねること。

このシンプルな原則を理解し実践するだけで、あなたの人生は確実に好転し始めます。

この記事では、現状を打破したいと願うあなたに向けて、

  • 多くの人が誤解している「成功」の本当の意味
  • 私が40代で人生を好転させた3つの具体的な朝の習慣
  • 三日坊主で終わらせないための、習慣化を成功させるコツ
  • 習慣化のヒントが見つかる、人生を変えるおすすめ書籍3選

上記について、40代で資産形成に成功した私の実体験を交えながら解説しています。

成功への道は、遠くの大きな目標ではなく、あなたの足元にある「今日の小さな習慣」から始まります。

ぜひこの記事を参考にして、人生を変える最初の一歩を踏み出してみてください。

応援しています。

目次

成功法則とは?結論、特別な才能ではなく「日々の良い習慣」です

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「成功法則」と聞くと、なんだか一部の特別な人だけのもの、という気がしませんか?

私も40代になるまで、そう思っていました。

ですが、節約や投資を通じて人生が少しずつ好転していく中で、気づいたことがあるんです。

成功法則の正体とは、実はものすごくシンプル。

それは、特別な才能や一発逆転の秘策ではなく、誰にでもできる「日々の良い習慣」を淡々と積み重ねること、ただそれだけなのです。

この記事では、その本質について、私自身の経験も踏まえながらお話ししていきます。

多くの人が誤解している「成功」の本当の意味

まず最初に、とても大切なことをお話しさせてください。

それは、成功とは他人と比べるものではなく、「あなた自身が心から納得できる状態」を指す、ということです。

私たちはつい、世間が作り上げた「成功者のイメージ」に自分を当てはめがちです。

例えば、同期の出世や、SNSで見かける華やかな生活。

中堅くん

それに比べて自分は…

そんな風に落ち込んでしまう気持ち、すごくよく分かります。

でも、その物差しで自分の価値を測っている限り、心の底からの満足感は得られないかもしれません。

大切なのは、あなたにとっての「成功」や「幸せ」とは何かを、一度じっくり考えてみることです。

それは、私にとっての「節約や投資による将来の安心」のように、ごく個人的なものでいいのです。

なぜ頑張っても報われない?努力の方向性が問題かも

中堅くん

毎日遅くまで頑張っているのに、ちっとも成果が出ない…

もしあなたがそう感じているなら、それは才能や努力量が足りないからではない可能性が高いです。

問題は、努力の「方向性」や「やり方」にあるのかもしれません。

どれだけ一生懸命オールを漕いでも、向かっている方向が目的地と違っていたら、永遠にたどり着くことはありませんよね。

仕事も人生も、それと全く同じではないでしょうか。

私も昔は、ただ闇雲に時間を費やして「頑張った気」になっていた時期がありました。

しかし、本当に重要なのは「何を」やるか、そしてそれを「どう続けるか」です。

あなたの貴重な努力を正しく成果に結びつけるために、まずは一度立ち止まって、その「やり方」自体を見直してみませんか?

この先に、そのための具体的なヒントが待っています。

【体験談】私が40代で人生を好転させた3つの朝の習慣

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ここからは少し、私自身の個人的な話をさせてください。

何を隠そう、私も40代になるまでは、将来への漠然とした不安を抱えるごく普通のサラリーマンでした。

しかし、あることをきっかけに始めた「朝の習慣」が、私の人生を少しずつ、しかし確実に好転させてくれたのです。

特別なことではありません。

誰にでも、明日からすぐに始められる本当に簡単な3つの習慣です。

① 毎朝10分のジャーナリングで自分の本心と向き合う

まず一つ目が、毎朝10分間の「ジャーナリング」です。

ジャーナリングとは、簡単に言えば「頭に浮かんだことを、ただひたすらノートに書き出す」作業のこと。

新人さま

え、それだけ?

と思われるかもしれませんね。

でも、これが驚くほど効果的なんです。

現代社会では、私たちは常に外部からの情報に晒されています。

その結果、自分が本当に何をしたいのか、何に悩んでいるのかさえ、分からなくなってしまうことがよくあります。

そこで、朝の静かな時間にペンを持ち、頭の中を「棚卸し」してあげるのです。

私自身は、ジュリア・キャメロン氏の著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されている「モーニング・ページ」を参考にしています。

本当に、誰に見せるわけでもないので、愚痴でも夢でも、支離滅裂なことでも何でも構いません。

これを続けることで、自分の思考のクセや、心の奥底にある本当の望みに気づけるようになりますよ。

② 10分間の瞑想で心を整え、集中力を高める

二つ目の習慣は、「10分間の瞑想」です。

中堅くん

瞑想って、なんだか難しそう…

私も最初はそう思っていました。

しかし、瞑想は決してスピリチュアルなものではなく、いわば「脳のストレッチ」のようなものだと考えてみてください。

やり方はとても簡単。

  • 楽な姿勢で座る
    あぐらでも椅子でも構いません。背筋を軽く伸ばしましょう。
  • 目を閉じて、呼吸に集中する
    ただ、鼻から息を吸って、口からゆっくり吐く。その空気の流れに意識を向けるだけです。
  • 雑念が浮かんでも気にしない
    「あ、今、別のこと考えたな」と気づいたら、またそっと呼吸に意識を戻します。

ポイントは、「無になろう」と頑張らないこと。

雑念が浮かぶのは当たり前なのです。

これを毎朝続けることで、心が穏やかになり、日中の仕事への集中力が驚くほど高まるのを感じられるはずです。

感情的になりそうな場面でも、一歩引いて冷静に自分を見つめられるようになります。

こちらの記事でも瞑想を紹介しているので参考にしてみてください。

③ 15分の筋トレで自信と一日を始める活力を得る

そして三つ目が、「15〜20分の筋トレ」です。

これは肉体的な変化だけでなく、精神的にも非常に大きな効果をもたらしてくれました。

身体を動かすと、テストステロンというホルモンが分泌されると言われています。

このホルモンは、やる気や自信を高めてくれる効果が期待できるのです。

何もジムに通う必要はありません。

私がやっているのも、腕立て伏せ、腹筋、スクワットといった自重トレーニングが中心です。

朝、少し汗をかくことで身体がシャキッと目覚め、「今日も一日頑張るぞ!」という前向きな気持ちでスタートを切れるようになります。

どうしても朝に時間が取れない人は、下記の記事でスキマ時間での筋トレについても紹介しているので参考にしてみてくださいね。

筋トレの効果はなにより、「決めたことを今日も実践できた」という小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信に繋がっていくのを感じます。

ここで紹介した3つの習慣は、どれもお金をかけずに始められるものばかりです。

一つでも良いので、ぜひ試してみてください。

なぜ「習慣」が重要?成功は継続力のゲームだからです

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前の章で、私が実践している朝の習慣についてお話ししました。

新人さま

なーんだ、そんな地味なことか

と思われた方もいるかもしれませんね。

でも、この「地味なことの継続」こそが、成功法則の核となる最も重要な部分なのです。

私も昔は、もっと劇的な、一発逆転の秘策があるはずだと信じていました。

しかし、結局のところ、私たちフツーの人間が人生を変えるには、継続力に勝る武器はありません。

ここでは、なぜ「習慣」がそれほどまでに重要なのか、その理由をもう少し深掘りしてみましょう。

習慣化は意欲に頼らない最強の仕組み

結論から言うと、習慣化とは「意欲に頼らずに行動するための最強の仕組み」です。

「よし、今日から頑張るぞ!」と意気込んでも、そのモチベーションは残念ながら長くは続きませんよね。

仕事が忙しかったり、少し疲れていたりすると、やる気はあっという間にどこかへ行ってしまいます。

中堅くん

また三日坊主だ…

と自己嫌悪に陥った経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

でも、それはあなたの意志が弱いからではないんです。

問題は、やる気という不安定な感情に頼ってしまっていること。

考えてみてください。

あなたは毎朝、「歯を磨くぞ!」と強く意気込んでいますか?

おそらく、ほとんど意識することなく、半ば自動的に歯を磨いているはずです。

これが「習慣の力」です。

良い行動を、歯磨きと同じレベルで「当たり前」の無意識の行動に変えてしまう。

それこそが、成功への道を最も確実にしてくれる仕組みなのです。

良い習慣は投資の「複利」のように効果が大きくなる

習慣のもう一つのすごいところは、その効果が「複利」で増えていく点です。

これは私の専門である投資の世界と、とてもよく似ています。

例えば、毎日15分の筋トレを始めたとします。

最初の1週間や1ヶ月では、体に大きな変化は感じられないかもしれません。

新人さま

本当に意味があるのかな…

と不安になる時期です。

しかし、それを半年、1年と続けていくとどうでしょう。

ある時点から、体の変化や周囲からの反応が、目に見えて変わってくるはずです。

これは、日々の小さな努力が積み重なり、雪だるま式に効果が大きくなっていくからです。

最初は小さな雪玉でも、転がし続けることで、やがて誰も止められないほど巨大な塊になる。

良い習慣も全く同じで、最初は微々たる変化でも、継続することで人生を根底から変えるほどの、とてつもない力になるのです。

有名な成功者も実践!知っておきたい普遍的な習慣の法則

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私が実践している朝の習慣は、何も私だけの特別なものではありません。

歴史に名を残すような偉人や、現代を生きるトップランナーたちも、その成功の土台には、驚くほど地味で普遍的な「習慣」があったのです。

むしろ、彼らほどの人だからこそ、日々の小さな積み重ねがいかに重要かを知っていた、ということなのかもしれませんね。

ここでは、そんな成功者たちの習慣の法則の中から、特に私たちフツーの人間がすぐにでも取り入れられる、普遍的なエッセンスを2つご紹介します。

『7つの習慣』に学ぶ、まず自分を律するということ

自己啓発書の名著としてあまりにも有名な、スティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』。

この本を読んだことがある方も多いのではないでしょうか。

新人さま

なんだか難しそう…

というイメージがあるかもしれませんが、この本の核心もまた「習慣」について書かれています。

特に重要なのが、7つのうちの最初の3つの習慣、「主体的である」「終わりを思い描くことから始める」「最優先事項を優先する」です。

これらは「私的成功」と呼ばれ、他人や環境に影響されない、自分自身の土台を作るための習慣を指します。

  • 主体性を持つ
    周りのせいにせず、自分の行動に責任を持つ習慣。
  • 目的を持つ
    自分がどうなりたいか、ゴールを明確にする習慣。
  • 優先順位をつける
    重要でないことに時間を奪われず、本当に大切なことに集中する習慣。
中堅くん

周りの評価や状況に振り回されて、つい自分を見失ってしまう…

そんな私たちにとって、まず自分自身をしっかりと律することの大切さを、この本は教えてくれます。

私もこの本を読んで、何かを変えたいなら、まず自分自身の行動と思考の「習慣」から変えなければならないのだと痛感しました。

偉人たちの思考に共通する読書や内省の重要性

『7つの習慣』だけでなく、多くの成功者に共通しているのが「読書」と「内省」という習慣です。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏や、投資の神様ウォーレン・バフェット氏が大変な読書家であるという話は有名ですよね。

彼らは単に知識をインプットするためだけでなく、読書を通じて深く思考し、自分の考えを磨く時間を大切にしていると言われています。

また、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏が禅や瞑想に深く傾倒していたことや、京セラ創業者の稲盛和夫氏が日々「反省」する時間を大切にしていたことも知られています。

中堅くん

忙しい毎日の中で、そんな時間はとても取れないよ…

そう感じる気持ちも、よく分かります。

でも、思い出してみてください。

私が前の章でご紹介した朝の「ジャーナリング」や「瞑想」も、まさにこの「内省」のための時間なのです。

1日たった10分でも、意識して自分と向き合う静かな時間を持つこと。

これが、偉人たちの深い思考を支える土台だったと言えるでしょう。

 三日坊主で終わらせない!習慣化を成功させる3つのコツ

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さて、ここまで習慣の重要性について熱く語ってきました。

新人さま

理屈は分かったけど、その習慣が続かないから困ってるんだよ!

そんな声が聞こえてきそうですね。

ええ、痛いほど分かります。

何を隠そう、この僕自身が「三日坊主のプロ」でしたから。

ですが、ご安心ください。

習慣化は、根性や意志の力で乗り越えるものではありません。

実は、誰でも無理なく続けられるようになる、ちょっとした「コツ」があるのです。

ここでは、僕が実際に試して効果があった、本当に簡単な3つのコツをご紹介します。

① ベビーステップで始める(まずは5分から)

習慣化を成功させるための最初の、そして最も重要なコツは、「バカバカしいくらい小さなことから始める」ということです。

多くの人が挫折してしまう最大の原因は、最初に目標を高く設定しすぎること。

中堅くん

今日から毎日1時間ウォーキングするぞ!

と意気込んでも、次の日には雨が降ったり、疲れていたりして、あっという間に心が折れてしまいます。

だから、まずは「やる気」がなくてもできるレベルまで、徹底的にハードルを下げてみてください。

  • 腕立て伏せを習慣にしたいならまずは「1日1回だけ」やる。
  • 読書を習慣にしたいなら「本を1ページだけ」開く。
  • ウォーキングを習慣にしたいなら「とりあえず玄関で靴を履いてみる」だけでもOKです。

ポイントは、「ゼロをイチにする」こと。

一度始めてしまえば、意外と「もうちょっとやってみようかな」という気持ちになるものです。

私も朝の筋トレは、最初は「スクワット1回」からでしたよ。

② 行動を記録して「見える化」する

次におすすめしたいのが、自分の行動を「見える化」することです。

これは、自分の頑張りを客観的に認識し、達成感を味わうために非常に効果的な方法となります。

人間は、自分の成長や進歩が目に見えると、モチベーションを維持しやすくなる生き物なのです。

何も、立派な記録をつける必要はありません。

  • カレンダーに、できた日はシールを貼る、丸をつける
  • スマートフォンの簡単な習慣化アプリで、チェックを入れる
  • 手帳の隅に、やったことの回数をメモしておく

こんな簡単なことで十分です。

僕も手帳に丸をつけるだけですが、連続して丸が並んでいくのを見ると、

課長ちゃん

おお、続いてるな!

と素直に嬉しくなります。

この小さな喜びが、次の日も

課長ちゃん

よし、やろう

という気持ちに繋がっていくのです。

まるでゲームのレベル上げのような感覚で、楽しみながら続けられるようになりますよ。

③ 完璧を目指さず、できた自分を褒める

そして最後のコツが、これが一番大切かもしれませんが、「完璧を目指さない」ことです。

中堅くん

毎日必ずやらなければならない

そう思い詰めてしまうと、たった1日できなかっただけで、「ああ、もうダメだ…」と全てを投げ出してしまいがちです。

これ、本当にもったいない挫折パターンなんですよね。

習慣化の目的は、100点を毎日取り続けることではありません。

たとえ10点の日があっても、0点の日があっても、長い目で見て平均点を少しずつ上げていくことが大切なのです。

仕事の付き合いで疲れて筋トレができなかった日。

そんな日があっても、自分を責めないでください。

課長ちゃん

今日は疲れてるから休もう。でも、昨日まで続けられた自分はえらい!

そうやって、少しでもできた自分を認めて、褒めてあげましょう。

僕なんて、今でもしょっちゅうサボりますよ(笑)。

でも、次の日から何食わぬ顔でまた再開する。

そのくらいの「ゆるさ」を持つことが、結局は長く続けるための秘訣なのかもしれません。

習慣化は一種のスキルだと思っています。

そう、特別な人にもたらされる才能とかではなく、誰でも習得可能なスキルなんです。

習慣化のヒントが見つかる!人生を変えるおすすめ書籍3選

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さて、この記事を読んで「よし、自分も何か習慣を始めてみようかな」と思ってくださった方もいるかもしれません。

でも、同時にこうも思いませんでしたか?

「具体的に、どうやって続ければいいんだろう?」

「そもそも、自分に合った習慣って何だろう?」

そんな時、一番の近道は、やはり先人たちの知恵が詰まった「本」から学ぶことです。

僕自身、たくさんの自己啓発書を読んできましたが、中には正直「うーん…」と首を傾げたくなるものもありました。

そこでこの章では、僕が実際に読んで「これは本物だ!」と感動し、人生を好転させる大きなきっかけとなった書籍を、厳選して3冊だけご紹介させてください。

① 習慣の科学を学ぶなら『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』

まず、習慣化の「やり方」そのものを、科学的かつ具体的に学びたいなら、間違いなくこの一冊をおすすめします。

この本のすごいところは、意志の力や根性といった精神論に一切頼らない点です。

人間の行動心理学に基づき、「どうすれば行動は続き、どうすれば続かないのか」そのメカニズムを、非常に分かりやすく解き明かしてくれます。

例えば、本書では習慣化のコツとして、以下のような具体的なテクニックが紹介されています。

  • 良い習慣を「魅力的に」するやりたい習慣と、元々好きな行動をセットにする。
  • 良い習慣を「やさしく」する2分以内で終わることから始める。
  • 悪い習慣を「見えなく」するスマホをつい見てしまうなら、別の部屋に置く。

このように、誰にでも応用可能な具体的な方法論が満載です。

新人さま

なるほど、だから自分は三日坊主だったのか!

と、目からウロコが落ちるような発見がきっとあるはずですよ。

② 自分の「やりたいこと」を見つけるなら『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

中堅くん

そもそも、自分にどんな習慣が必要なのか分からない…

もしあなたがそう感じているなら、次におすすめしたいのがこの本です。

この本は、単なるノウハウ本ではありません。

自分自身との対話を通じて、心の奥底に眠っている「本当にやりたいこと」や「創造性」を引き出すための、素晴らしいガイドブックと言えるでしょう。

僕が前の章でご紹介した「ジャーナリング」も、元々はこの本で紹介されている「モーニング・ページ」というワークが元になっています。

毎朝、ただ頭に浮かんだことを書き出す。

このシンプルな習慣が、自分でも気づかなかった本心や、本当に大切にしたい価値観を教えてくれるのです。

キャリアに悩んでいる方、日々の生活にマンネリを感じている方に、ぜひ一度手に取ってみてほしい一冊です。

③ 時間の使い方を根本から見直す『エッセンシャル思考』

最後にご紹介するのが、この『エッセンシャル思考』です。

中堅くん

新しい習慣を始めたいけど、忙しくてそんな時間はないよ…

そう思っている方にこそ、読んでいただきたい名著と言えます。

この本が教えてくれるのは、単なる時間管理術(タイムマネジメント)ではありません。

本当に重要なことを見極め、そこに自分の時間とエネルギーを集中させるための「思考法」そのものです。

本書のメッセージは、「より少なく、しかしより良く」。

つまり、「すべてをこなそうとする」のではなく、「本当に重要なこと以外は、上手に断る」勇気を持つことの大切さを説いています。

僕も昔は「全部やらないと」と思い込み、いつも時間に追われていました。

しかし、この本を読んでから、自分の人生にとって本当に大切なことは何かを真剣に考えるようになり、多くの不要なタスクを手放すことができたのです。

新しいことを始めるためには、まず何かをやめることから。

この本は、そのための強力な羅針盤となってくれるはずです。

【FAQ】成功法則や習慣に関するよくある質問

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成功法則を学び、いざ「良い習慣」を始めようとすると、様々な疑問や不安が出てくるものです。

僕自身も、最初はたくさんの壁にぶつかりました。

ここでは、多くの方が抱えるであろう習慣化に関するよくある質問に、僕の実体験も交えながらお答えしていきますね。

  忙しくて習慣を続ける時間がありません

「忙しくて時間がない」、これはもう僕たちサラリーマンの合言葉みたいなものですよね。

痛いほど分かります。

だからこそ、新しくまとまった時間を「作る」という発想を一度手放してみませんか。

大切なのは、今ある日常のスキマ時間に「組み込む」という考え方です。

例えば、

  • 朝コーヒーを淹れる3分間で、スクワットを10回だけやる
  • 通勤電車に乗ったら、スマホゲームの代わりに読書を1ページだけ開く
  • 歯を磨いている間に、今日の感謝を3つだけ心の中で唱える

このように、既存の行動とセットにしてしまえば、意志の力を使わずに自然と行動に移せるようになります。

まずは5分、いや1分でも構いません。

「これならバカバカしくて失敗しようがない」というレベルまでハードルを下げることが、忙しい中で続ける何よりのコツですよ。

どの習慣から始めたら良いかわかりません

情報がたくさんありすぎて、どれが自分に合っているのか迷ってしまう気持ち、よく分かります。

もしどの習慣から手をつけるべきか迷ったら、判断基準はシンプルに2つです。

一つは、あなたが「少しでも面白そう、楽しそう」と心が動くもの。

もう一つは、「今、一番解決したい悩み」に直結するものです。

  • なんだかモヤモヤして、自分の進む道が分からないなら
    頭の中を整理できる「ジャーナリング」がおすすめです。
  • いつも時間に追われて、心がザワザワしているなら
    「10分間の瞑想」で、落ち着きを取り戻せるかもしれません。
  • 気力や体力が続かないと感じているなら
    「15分の筋トレ」で、自信と活力を手に入れるのが良いでしょう。

大切なのは、誰かにとっての正解ではなく、あなたにとっての正解を見つけること。

僕の場合は、まず自分の本心を知りたかったのでジャーナリングから始めました。

ピンとくるものから、気軽な気持ちで試してみてください。

習慣の効果はいつ頃から実感できますか

早く結果が欲しくなる気持ち、すごくよく分かります。

これについては、正直なところ「習慣の種類による」というのが答えになります。

例えば、朝の筋トレなんかは、終わった直後に「今日もやったぞ!」という達成感や爽快感をすぐに味わえるでしょう。

これは短期的にモチベーションを維持する上でとても大切です。

一方で、読書やジャーナリングといった習慣の効果は、すぐには現れにくいかもしれません。

しかし、半年、1年と続けたとき、ふと振り返ると

「以前とは考え方が全く変わったな

」「物事の本質が見えるようになった気がする」

といった、人生のOSが書き換わるような大きな変化に気づくはずです。

これはまさに、僕が経験してきた投資の「複利」の効果と同じ。

最初のうちは微々たる変化でも、継続することで、ある時点から爆発的に成果が伸びていきます。

焦らず、今日の小さな一歩が未来の大きな飛躍に繋がっていると信じて、コツコツ続けていきましょう。

まとめ:成功法則の本質は、日々の小さな習慣の積み重ねです

大きな木とそこにつながる道を示した画像

今回は、現状を変えたいと願うあなたに向けて、

  • 成功法則の本質と「成功」の本当の意味
  • 私が実践して人生が好転した3つの朝の習慣
  • 三日坊主にならないための習慣化のコツ
  • 人生を変えるきっかけとなるおすすめ書籍3選

上記について、40代で資産形成に成功した僕の実体験を交えながらお話してきました。

成功法則とは、特別な才能を持つ人だけのものではありません。

本質は、誰にでもできる「良い習慣」を、ただ淡々と継続することにあるのです。

この記事で紹介した小さな習慣を一つでも始めることで、あなたの日常は少しずつ変わり始め、やがて投資の複利のように、人生全体を大きく好転させる力になるでしょう。

成功への道は、遠くの大きな目標ではなく、あなたの足元にある「今日の小さな一歩」から始まります。

ぜひこの記事をきっかけに、あなただけの成功への道を歩み始めてください。

応援しています。

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